《みちのくいとしい仏たち》展、オススメです!
みなさん、こんにちは。
いよいよ今年も残り1ヶ月となりました!
年をとると時間が経つのがほんとに早いですね。
子供の頃は1日のスケジュールが細切れで、やることがたくさんあるので、1日が長く感じられるそうです。
ということは、大人になっても 色々なことに興味があってリア充な人には1日が長いのかも知れませんね。
さて、師走とともに東京ステーションギャラリーで始まった《みちのくいとしい仏たち》展を見てきました。良かったです!
これまでの固まった価値観を見直す《風の時代》にピッタリの展覧会という印象です。
仏像の展覧会というと、東京国立博物館が京都や奈良の大寺院から国宝級の仏像を持ってきてやるのを思い浮かべますが、
それとは違って、その土地の大工さんや指物師、いわば素人が作った仏様を展示する展覧会です。こういう仏様を《民間仏》というそうです。
民衆に寄り添った仏像というと円空や木喰(もくじき)の素朴な味わいの仏像を思い浮かべますが、それよりも、もっともっと下手で素朴な仏様たちです。
最近の日本美術紹介のひとつのストリームは《ゆるカワ》のようですが、ここに出展されている仏様や神様たちは
《ゆるくてカワイイ》魅力の上に《祈り》が付着しているので、さらに軽やかに心を揺さぶられます。
東京駅、大手町周辺に用事のある方は。立ち寄ってみてはいかがでしょう。
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