ブログ

イベント紹介:対話型鑑賞のこれまでとこれから

[quads id=3]

 

《VTC/VTS日本上陸30周年記念フォーラム2022》

対話型鑑賞に少しでも興味のある方、必見のイベントです!

対話型鑑賞は、美術の世界は言うに及ばず、ビジネス、教育、医療など幅広い分野で近年大注目のアート鑑賞法です。

ところが、対話型鑑賞を知ろうとするとVTCとかVTSとかACOPなどの横文字言葉が出てきて混乱します。順に、ヴイ・ティ・シー、ヴイ・ティ・エス、エイコップと読みます。

VTCはVisual Thinking Curriculum、VTSはVisual Thinking Strategie、ACOPはArt Communication Projectの略です。まあ、なんのことかわかりませんよね!

VTCは1980年代後半にニューヨークの近代美術館(MoMA)で開発された鑑賞者間の対話(コミュニケーション)によるアート鑑賞法で、その開発責任者のフィリップ・ヤノウィン氏がMoMAを退職後、1990年代にVTCをベースに小学校教育用に開発したのがVTSです。

このVTCとVTSは早くも1990年代のはじめに日本に紹介されましたが、その紹介と普及に尽力したのが、今回のイベントの最初に国立新美術館館長の逢坂恵理子氏と《対話型鑑賞の黎明期》というテーマで対談する福のり子氏です。(このイベントのタイトルの由縁ですね!)

その福さんが2004年から京都造形大学(現京都芸術大学)で、VTC、VTSをベースに日本人向けに開発したのがACOPです。

私見ですが、現在日本各地で実践されている対話型鑑賞の多くがACOPの影響下にあると言えるのではないでしょうか。

対話型鑑賞の由来と現状を隈なく知ることのできる稀有のイベントになりそうです。

1年を経てこのイベントが本になりました!

【広告】

【広告】



ピックアップ記事

  1. ゴッホ展(上野の森美術館)のコンセプトから《ピンクの桃の木(モーヴの思い出)》を…
  2. 第60回を記念して、プロトマニア『絵画鑑賞白熱講座』の全60テーマをご紹介します…

関連記事

  1. ブログ

    ルノワール 《ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞闘会》

    ルノワール(1841 - 1919)《ムーラン・ド・ラ・ギ…

  2. ブログ

    《ゴッホ展 響きあう魂 ヘレーネとフィンセント》ハイライト作品紹介(5)《石膏像のある静物》

    《ゴッホ展 響きあう魂 ヘレーネとフィンセント》(東京都美術館)から♪…

  3. ブログ

    ギュスターヴ・モローの《出現》= サロメについて

    ギュスターヴ・モローは1826年にパリで生まれて、1898年に72歳で…

  4. ブログ

    東京都美術館で《マティス展》が絶賛開催中!

    東京都美術館で《マティス展》が絶賛開催中!2023年4月2…

  5. ブログ

    ロートレック《マルセル》から三菱一号館「1894 Visions ルドン、ロートレック展」へ、そして…

    昨日のブログ《アートミステリー小説 私的ランキング 『マルセル』高樹の…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

2026年9月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  
  1. 講座開催のお知らせ

    話題の展覧会・鑑賞講座  《藤田嗣治 絵画と写真》展 (東京ステーションギャラリ…
  2. 講座開催のお知らせ

    【対話型鑑賞(VTS)】のファシリテーター養成集中講座 (1日バージョン) 10…
  3. ブログ

    ルドゥーテのバラ図譜、フォリオ判とオクタヴォ判の違いを知ろう!
  4. 講座開催のお知らせ

    第113回 『絵画鑑賞白熱講座』 近代ロシア絵画(2)リアリズムから印象主義へ …
  5. ブログ

    《みちのくいとしい仏たち》展、オススメです!
PAGE TOP