講座のコンセプト

この講座は、《大人のための》絵画鑑賞法を習得するための講座です。

都会の寺子屋・九段下のプロトマニアで、6年間(2019年4月27日が59回目)にわたって開催している《〜これまで誰も教えてくれなかった〜『絵画鑑賞白熱講座』》を基本講座として、《ビジネスパーソンのため絵画鑑賞講講座》や各地のカルチャーセンターなどで開催しているいくつかのヴァリエーション講座があります。(詳しくはそれぞれの講座開催のお知らせをご覧下さい)

ところで、《大人にとっての絵画鑑賞》とはなんでしょう?

1.絵は感じるもの? → それだけではダメです。

2.絵は読むもの?  → それだけではダメです。

子供にとっての絵画鑑賞なら1が大事でしょう。

2はそこに描かれているものの意味を神話や聖書、歴史、社会背景など、いわゆる美術史的な観点から読み取らなければ本当の鑑賞はできないという立場です。いわゆるイコノグラフィー(図像学)的な知識がないとダメ!という立場です。

大人にとってもまず大事なのは「感じる」ことです。好きか嫌いかです!でも、大人にとってはやはり2も必要なんです。

2にこだわる必要はありません。しかし、自分が見ている絵の世界が拡がって行くきっかけとなるような、知識も必要になってきます。1をメインに2も満足させる。そして1と2を綜合して自分と目の前にある絵画との対話を拡げる。そういう体験の蓄積によって自分と画家の世界、表現された絵の世界とのかかわりを形勢していく。それが大人の絵画鑑賞ではないでしょうか。

簡単に言えば、

「見る・感じる・考える(想像する)・言葉にする」

これを一体として行うことです。

この講座では、まずは「絵を見る」ことからスタート、講師がアニメーターとなって皆さんの感じたことを言葉としてひきだし、そこにさまざまな美術史的な事柄や国際美術展プロデューサーとしての生の経験をご紹介することによって、さらに思考や想像を巡らしていただき、それを言葉として発信するというプロセスで進行します。

右脳も左脳もしっかり使いましょう!

そして、絵について、画家について感じたこと考えたことを、わいわいがやがや、気軽にカジュアルに、みんなで話し合えるようになること、そういう輪を拡げることを目指しています。

過去の講座の様子はこちらから。

九段下のプロトマニアで開催した《〜これまで誰も教えてくれなかった〜『絵画鑑賞講座』》第1回〜60回のテーマを下にあげておきます。

第1回の開催が2014年の3月でしたから、すでに6年目にはいっています。

第1回目からこれまでほとんどすべての講座に参加されている方もいれば、興味のある画家の時だけ参加という方もいらっしゃいます。参加の仕方は全く自由です!

第1回 名画の条件って?

好きな絵&きらいな絵、いい絵&悪い絵、

その先に行く絵画鑑賞法

第2回 印象派VS美しすぎるサロン絵画

サロン絵画にも魅力がある?

第3回 印象派(その1)

番外編:青木繁《海の幸》

第4回 印象派(その2)

番外編:黒田清輝《湖畔》

第5回 ポスト印象派

強烈な個性がぶつかり合う時、ゴーギャンとゴッホ

番外編:中村彝《エロシェンコ氏の像》

第6回 ゴッホの真贋判定に挑戦!(夏休み特別企画)

第7回 ロートレックと世紀末のパリ

素描の魅力

第8回 ラファエル前派(ロセッティ、ハント、ミレイ)

ミレイのオフィーリアがすごい!

第9回 ラファエル前派 & ヴィクトリア朝絵画

ウォーターハウスってすごい画家知ってる?

第10回  ボッティチェリ 《ヴィーナスの誕生》と《春》

第11回  ティツィアーノとヴェネツィア派

時代によって変化するティツィアーノの《マグダラのマリア》

第12回  光りと闇の画家 カラヴァッジョ(キアロスクーロ)

ルネッサンス・バロックの異端児

第13回  クリムト(その1) — 人気の秘密を探る!

第14回  クリムト(その2) 金箔の意味?

第15回  I部 クリムト(その3)風景

II部 フォーヴィスム

第16回  画家当てクイズ大会(夏休み特別企画)

第17回 映画「FOUJITA」に先がけて藤田嗣治(その1)

第18回  映画「FOUJITA」に先がけて藤田嗣治(その2)

第19回  マティス(その1)色彩表現のすごさはどこに?

第20回  I部 マティス(その2)人生の肘掛け椅子のような絵とは?

II 部 藤田再考

第21回 「愛の画家、幻想の画家」マルク・シャガール

第22回 近代絵画の父、ポール・セザンヌ(その1)

第23回 近代絵画の父、ポール・セザンヌ(その2)

第24回 花の絵がすごい!ファンタン=ラトゥール

第25回 ロココ絵画(ヴァトー、ブーシェ、フラゴナール、そして・・・)を楽しむ!

第26回 連続《特別講座》:フェルメールをトータルに鑑賞しよう!(その1)

カメラ・オブスクーラを作ってみた!

第27回 連続《特別講座》:フェルメールをトータルに鑑賞しよう!(その2)

第28回 連続《特別講座》:フェルメールをトータルに鑑賞しよう!(その3)

第29回 夜の画家 ジョルジュ・ド・ラ・トゥールの世界(その1)

第30回 夜の画家 ジョルジュ・ド・ラ・トゥールの世界(その2)

第31回 ヴェラスケスとスペイン絵画(その1)

第32回 ヴェラスケスとスペイン絵画(その2)

第33回 ゴヤ(その1)

第34回 ゴヤ(その2)

第35回 《シャセリオー展》(国立西洋美術館)によせて

新古典主義かロマン主義か?

第36回 ボナールとナビ派

第37回 ピカソに「20世紀最後の巨匠」と称賛された画家 バルテュス

第38回 ターナーとイギリス風景画(その1)

絵の超人・ターナー

第39回 ターナーとイギリス風景画(その2)

穏やかな巨匠・コンスタブル

第40回 へたなの?うまいの? 素朴派の巨匠アンリ・ルソー

第41回 20世紀最大の巨匠 ピカソ(その1)

第42回 20世紀最大の巨匠 ピカソ(その2) ピカソとキュビスム

第43回 20世紀最大の巨匠 ピカソ(その3)

キュビスムを徹底的に理解する!

第44回 I部 ダ・ヴィンチ《サルヴァトール・ムンディ》

II部 参加者がセレクトした3つの作品について語り合いましょう!

アンドリュー・ワイエス《遥か彼方に》

第45回 I部 伊藤若冲(その1)

II部 参加者がセレクトした3つの作品について語り合いましょう!

マティス《赤いアトリエ》

第46回 I部 伊藤若冲(その2)

II部 参加者がセレクトした3つの作品について語り合いましょう!

ゴッホ《夜のカフェテラス》

第47回 ダ・ヴィンチ(その1) 《モナ・リザ》を巡って

第48回 ダ・ヴィンチ(その2) 《岩窟の聖母》、《聖アンナと聖母子》を巡って

第49回 オディロン・ルドン 〜夢と神秘の世界へ〜

《長谷川利行展》によせて

第50回 モディリアーニと妻ジャンヌの物語

第51回 モンパルナスの女王《キキ》とエコール・ド・パリの画家たち

第52回 《ルーベンス展》によせて

巨匠の中の巨匠、王の画家にして画家の王 ルーベンス

第53回 オランダ黄金時代最大の巨匠 レンブラント

第54回 《フェルメール展によせて》

フランス・ハルスとオランダ絵画

参加者発表:私が感動した絵画:川村記念美術館のロスコ・ルーム

第55回 《ムンク展によせて》

ムンクと《叫び》

参加者発表:長谷川等伯を京都に訪ねて《猿猴図》

第56回 フォーヴの抒情詩人 アルベール・マルケ

第57回 フォーヴ、もう一人の抒情詩人 ラウル・デュフィ

第58回 20世紀イタリア美術最大の巨匠 ジョルジョ・モランディ

第59回 ロココ時代 静けさの巨匠 ジャン・シメオン・シャルダン

第60回 ウィーン世紀末、夭折の天才画家 エゴン・シーレ

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