ブログ

東京都美術館で《マティス展》が絶賛開催中!

東京都美術館で《マティス展》が絶賛開催中!
2023年4月27日〜8月20日

東京都美術館でゴールデンウィーク直前に始まった《マティス展》が早くも絶好調のようです!
(8月20日までやってるからなどと思わないで早めに行った方がいいかも知れませんよ)

ポンピドゥー・センターの全面協力を得て開催というだけあって、素晴らしい内容の展覧会ですね。

カタログは表紙が3種類あって、3300円(税込)と少々お高いのですが、3冊買うしかないか!と一瞬思うくらいの素敵なデザインです。

表紙の絵は1番目《黄色と青の室内》、2番目《座るバラ色の裸婦》、3番目《金魚鉢のある室内》

結局は私は《黄色と青の室内》が表紙のカタログを買いましたが、大満足です。

グッズもひさしぶりに触手が動くぞと思ったら、ポンピドゥー・センターのオリジナルのようです。
やっぱり違いますね!

それにしても見終わったあと、なんと気分のいい展覧会なんでしょう!
ふと、「マティスって、嫌いな人いるのかな?」と思いました。

ピカソは嫌いな人もいると思うけど、マティスを嫌いな人はいなさそうですね。

マティスはピカソと並んで、20世紀美術の道を切り拓いた巨匠中の巨匠。造形的にも難しいことに挑戦し続けたイメージですが、その厳しい探求の結果創造された作品が本当に気持ちのいいものばかりですよね。

そして、その象徴がヴァンスのロザリオ礼拝堂

「芸術とは疲れた体を癒す心地よい肘掛け椅子のようなものでなければならない」
というマティスの言葉を実感できた展覧会でした。

 
【広告】
《マティスの生涯と創作にちょっと変わった形でアプローチしてみたい方にオススメです》

《ニース美術館館長(出版当時)の詳しい解説を読みたい方にオススメです》

《オーソドックスにマティス入門書を読みたい方にオススメです》

 

 

 

ピックアップ記事

  1. ゴッホ展(上野の森美術館)のコンセプトから《ピンクの桃の木(モーヴの思い出)》を…
  2. 第60回を記念して、プロトマニア『絵画鑑賞白熱講座』の全60テーマをご紹介します…

関連記事

  1. ブログ

    ルノワール 《ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞闘会》

    ルノワール(1841 - 1919)《ムーラン・ド・ラ・ギ…

  2. ブログ

    対話型鑑賞に興味のある人必読の本 《対話型鑑賞のこれまでとこれから》淡交社

    今日はおすすめの本をご紹介します。《対話型鑑賞のこれま…

  3. ブログ

    アートミステリー小説 私的おすすめ 《名画狩り》 トマス・ホーヴィング

    トマス・ホーヴィングと聞いてピンとくる人はかなりのアート通、美術館通で…

  4. ブログ

    【全作品64点を紹介】 国立西洋美術館 《モネ 睡蓮のとき》 Le dernier Monet …

    東京上野の国立西洋美術館で《モネ 睡蓮のとき》が開催中です。(20…

  5. 未分類

    対話型鑑賞ファシリテーション・勉強会のご案内

    対話型鑑賞ファシリテーション・勉強会のご案内みなさん、こんにち…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

スポンサーリンク

スポンサーリンク

  1. ブログ

    アートミステリー小説 私的おすすめ 《名画狩り》 トマス・ホーヴィング
  2. ブログ

    イッキ描きの画家・菊地理氏の個展。9月24日(火)〜30日(月)
  3. ブログ

    ロートレック《マルセル》から三菱一号館「1894 Visions ルドン、ロート…
  4. 講座開催のお知らせ

    対話型鑑賞+エピソード中心の美術史 体験型・絵画鑑賞講座 ゴッホの世界(入門) …
  5. ブログ

    《ゴッホ展 響きあう魂 ヘレーネとフィンセント》ハイライト作品紹介(2)《黄色い…
PAGE TOP