講座開催のお知らせ

【オンライン講座のお知らせ】【対話型アート鑑賞講座】国際美術展のプロと鑑賞する アメリカ印象派の画家たち ー 明るさとタッチの追求 ー

美術館で開催される国際美術展のプロデューサーとして、数多くの展覧会の現場で美術作品に接してきた講師と対話しながら、絵のこと、アートのことを色々を学べるユニークな「絵画鑑賞講座」です。美術や美術史の知識がなくても大丈夫、アートが身近で楽しくなる、これまでにない鑑賞体験をあなたもどうぞ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

東京都美術館で《印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵》展が開催中です。
(4月7日まで、その後郡山、八王子、大阪へと巡回)

この展覧会の新基軸は、フランス印象派ではなく、これまであまり紹介されてこなかったアメリカ印象派の画家たちの作品の紹介です。そこが見どころなんですが、出展元がウスター美術館に限られているので、必ずしも彼らの代表作が見られるわけではありません。

そこで、アメリカ印象派に注目が集まるせっかくの機会をとらえて、同展に出展されている作品だけでなく、多士済々のアメリカ印象派の画家たちと彼らの作品を出来るだけ多くご紹介する絵画鑑賞講座を開催します。

19世紀末のパリは芸術の都であり、世界中から新しい絵画を学ぼうとする若い画家たちが集まってきました。印象主義の洗礼を受けた彼らは、帰国後も「光を色に還元する」という印象主義の理念を守りつつ、故郷の風景、文化を反映させて、それぞれの国における印象主義絵画を追求しました。なかでも、アメリカでは多くの優れた印象派の画家たちを輩出しました。チャイルド・ハッサム、ウィラード・メトカーフ、ウィリアム・チェイスなど多士済々です。


チャイルド・ハッサム 朝食室、冬の朝、ニューヨーク
1911年


ウィラード・メトカーフ コーニッシュ・ヒルズ
1911年


ウィリアム・チェイス 海辺にて
1892年頃

この講座では、アメリカ印象派の画家たちの作品をたくさん見ることによって、フランスで生まれた印象主義が、アメリカではどのように変化し定着したのかを実感しながら、その魅力を探りたいと思います。

講座の料金、お申し込みは こちらからどうぞ

対象者と魅力
▼こんな方におすすめです
・絵画鑑賞に興味がある方、始めたい方
・絵画やアートに興味がある方、誰かと語りたい方
・感性を育みたい方
・対話型鑑賞やVTSに興味がある方

▼こんなことが体験できます
・みんなで絵を見て対話するだけで、とても楽しい
・人の感想を聞くだけでも、今までにない刺激や発見がある
・絵画の魅力が理解できる、感じられる
・自分の感性、美意識に気づける

▼内容を振り返るテキスト
・画家の基礎情報
・紹介する全作品とリスト
・鑑賞を深める工夫
・鑑賞オススメポイント

………………………….

  • この講座は絵の知識を競うものではありません。絵を見る力が自然に身につく楽しい講座です。
  • 通史的な講座ではありませんので、気軽にご参加ください。
  • テキスト付きのチケットを購入された方には、講座で使用したすべてのスライドのPDFファイルをダウンロードできるURLを講座終了翌日までに事務局からメールでお知らせします。

 

【講師の紹介】

中尾陽一
国際美術展プロデューサー
早稲田大学大学院修士課程終了(西洋美術史専攻)

【展覧会企画】
アート・ライフ、イデア・ジャポン、ウーゴズという3つの展覧会企画会社で、美術館を対象とした国際美術展のプロデューサーとして、数多くの展覧会を日本と海外で企画する。

企画した展覧会:モディリアーニ展、ユトリロ展、ルオー展、ルドン展、ミロ展、シスレー展、ブーダン展、クールべ展、ラファエル前派展、ビアズリー展、スコットランド国立美術館展、ヴェネツィア派展、タピエス展、ホックニー展、ジム・ダイン展、ロバート・メイプルソープ展、キース・ヘリング展、百花乱々展(メープルソープ&アラーキー)、パリで開催されたルオー展、韓国でのモディリアーニ展など多数

【絵画鑑賞】
展覧会プロデューサーとして様々な美術館、アート作品に直に接してきた経験をもとに、2011年からオリジナルの絵画鑑賞講座(《これまで誰も教えてくれなかった『絵画鑑賞入門講座》、2018年からは『絵画鑑賞白熱講座』に改称)の開発を手がける。

これまでにアート鑑賞講座をリアル、オンラインで300回以上開催

【対話型鑑賞(VTS)】
◉東京都品川区美術図工部会、日本青年会議所、上智大学学生センター、キリンアカデミア等で講演・講座の実施。
◉山梨県立美術館からの依頼で、学芸員、ボランティアガイドの方々を対象とした対話型鑑賞法の研修セミナーを実施。
(2021年度、2022年度、2023年度)

【注意事項】
●最少催行人数をしゃべって参加の方3名とします(イベント開催1週間前の12:00時点)。
3名に達しない場合、キャンセル対応を実施します。
●キャンセルは講座(イベント)開催1週間前の12:00まで受け付けます。
●講師はしゃべって参加の方に対して、peatix登録時の姓で呼びかけます。呼び方を変えたい方は事前でもその場でも良いのでお知らせください。
●テキスト付きのチケットを購入された方には、講座で使用した全部のスライドをダウンロードできるURLを、講座終了翌日までにメールお知らせします。

講座の料金、お申し込みは こちらからどうぞ

ピックアップ記事

  1. ゴッホ展(上野の森美術館)のコンセプトから《ピンクの桃の木(モーヴの思い出)》を…
  2. 第60回を記念して、プロトマニア『絵画鑑賞白熱講座』の全60テーマをご紹介します…

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

スポンサーリンク

スポンサーリンク

  1. ブログ

    《ゴッホ展 響きあう魂 ヘレーネとフィンセント》ハイライト作品紹介(6)《サン=…
  2. ブログ

    対話型鑑賞に興味のある人必読の本 《対話型鑑賞のこれまでとこれから》淡交社
  3. ブログ

    第11回のテーマ:ティツィアーノとヴェネツィア派 / 《これまで誰も教えてく…
  4. ゴッホ 種まく人

    ブログ

    《ゴッホ展 響きあう魂 ヘレーネとフィンセント》ハイライト作品紹介(3)《種まく…
  5. ブログ

    ルノワール 《ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞闘会》
PAGE TOP