今回の講座では、竹内栖鳳、上村松園に続く京都画壇の次世代の若き俊英たちが新しい日本画の表現に挑戦した様子をご紹介します。時代的には明治末期から昭和初期にあたります。
この頃東京では1913(大正2)年に岡倉天心が亡くなった後を受けて、翌年には横山大観と下村観山らが中心となって日本美術院を再興し、官設展である文展に対抗していました。
一方、京都画壇の大御所であった竹内栖鳳門下は文展でも一大勢力を成していましたが、若手を中心に文展の閉鎖的な審査に対する不満が燻り続けていました。その不満が最高潮に達した1918(大正7)年、土田麦僊、村上華岳、小野竹喬、榊原紫峰、野長瀬晩花の五人は「創作の自由」を掲げて国画創作協会を設立します。
すでに大観ら院展が抜けていた文展の日本画の強力な地盤となっていた京都画壇からも反文展の狼煙が上がったことになります。そして五人の同人を中心とした京都の若手画家たちは、在来の日本画の近代化を目指した意欲的な作品を発表していきます。
土田麦僊の代表作を中心に、彼らがどのようにゴーギャンやセザンヌなどのポスト印象派の美学を取り入れ、日本画の革新を目指したのかを具体的に見ていきたいと思います。

土田麦僊 海女 1913年 右隻(部分) 京都国立近代美術館

土田麦僊 湯女(右隻) 1918年 東京国立近代美術館
※重要文化財

土田麦僊 舞妓林泉 1924年 東京国立近代美術館

土田麦僊 大原女 1927年 京都国立近代美術館
日時:2026年9月27日(日)13:00 – 15:00
会場:プロトマニア
〒102-0073 東京都千代田区九段北1-12-5 市田ビル6F
[東京メトロ九段下駅 3b 出口(北の丸スクエア)より徒歩2分]
Phone:090-2469-4450(荒川)
受講料:
リアル:6,600円(税込) テキスト付き 8,800円(税込)
オンライン(視聴とチャット):3,300円(税込) テキスト付き 5,500円(税込)
*テキストは講座で使用したすべてのスライドのPDFファイルをダウンロードできるURLを講座終了翌日までに事務局からメールでお知らせします。
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この講座は絵の知識を競うものではありません。絵を見る力が自然に身につく楽しい講座です。
美術史の流れを知らなくても、その場で向き合った絵をどう感じたか、どう見るか、それをどう自分の言葉にするかを「ワイワイガヤガヤ」と学びます。気軽にご参加ください。
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【講師の紹介】

中尾陽一
国際美術展プロデューサー
早稲田大学大学院修士課程終了(西洋美術史専攻)
【展覧会企画】
アート・ライフ、イデア・ジャポン、ウーゴズという3つの展覧会企画会社で、美術館を対象とした国際美術展のプロデューサーとして、数多くの展覧会を日本と海外で企画する。
企画した展覧会:モディリアーニ展、ユトリロ展、ルオー展、ルドン展、ミロ展、シスレー展、ブーダン展、クールべ展、ラファエル前派展、ビアズリー展、スコットランド国立美術館展、ヴェネツィア派展、タピエス展、ホックニー展、ジム・ダイン展、ロバート・メイプルソープ展、キース・ヘリング展、百花乱々展(メープルソープ&アラーキー)、パリで開催されたルオー展、韓国でのモディリアーニ展など多数
【絵画鑑賞講座】
展覧会プロデューサーとして様々な美術館、アート作品に直に接してきた経験をもとに、2011年からオリジナルの絵画鑑賞講座(《これまで誰も教えてくれなかった『絵画鑑賞入門講座》、2018年からは『絵画鑑賞白熱講座』に改称)の開発を手がける。
これまでにオリジナルのアート鑑賞講座をリアル、オンラインで300回以上開催
【対話型鑑賞】
◉東京都品川区美術図工部会、日本青年会議所、上智大学学生センター、キリンアカデミア等で講演・講座の実施。
◉山梨県立美術館からの依頼で、学芸員、ボランティアガイドの方々を対象とした対話型鑑賞法の研修セミナーを実施。
2021年度、2022年度、2023年度(中・上級)
【注意事項】
●最少催行人数をリアル参加の方3名とします(イベント開催1週間前の12:00時点)。
3名に達しない場合、キャンセル対応を実施します。
●キャンセルは講座(イベント)開催1週間前の12:00まで受け付けます。
●オンラインで参加(しゃべらないで参加)の方は、Zoomのチャット機能を使って発見や気づきのシェアや対話ができます。もちろん、チャットをしないでもOKです。
【主催】
プロトマニア
https://protomania.com/













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