絵画鑑賞講座

国際美術展のプロと学ぶ 《〜これまで誰も教えてくれなかった〜『絵画鑑賞講座』》
第102回 バロック芸術の巨匠たち 〜ルーベンス、レンブラント、ベラスケス、フェルメール・・・ 〜

美術館で開催される国際美術展のプロデューサーとして、数多くの展覧会の現場で美術作品に接してきた講師によるユニークな「絵画鑑賞講座」です。

美術の歴史的流れから作品にまつわるエピソードまで、講師の話聞き、対話しながら、知識と感性をフル回転して、講師と一緒に作品を鑑賞するオリジナルな「対話型の絵画鑑賞講座」です。

美術や美術史の知識がなくても大丈夫です。アートがとっても身近で楽しくなる、これまでにない鑑賞体験をあなたもどうぞ!

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第102回 《〜これまで誰も教えてくれなかった〜『絵画鑑賞白熱講座』》
バロック芸術の巨匠たち ー ルーベンス、レンブラント、ベラスケス、フェルメール・・・ ー

5月のテーマはバロックです。

  
「フランダースの犬」でネロ少年が見たかった
ルーベンスの《キリスト昇架》と《キリスト降架》

バロックの語源は歪んだ真珠を意味するポルトガル語だと言われています。時代としては、16世紀末から18世紀初頭ぐらいで、昨年鑑賞したルネサンス美術の次の大きな流れになります。

ひとことで言えば、17世紀美術ですが、バロック芸術の最大の特徴は、私たちに大変なじみの深い巨匠たちの時代だということです。そして、ルネサンスで花開いた油彩画の表現技術が、最高潮を迎えた時代でもあります。

標題にあげた巨匠たちに加えて、ルーベンスの弟子で、イギリスにわたり肖像画の伝統を築いたヴァン・ダイク、素早いタッチでレンブラントと対照的で陽気な風俗画を描いたフランス・ハルス、フランスで活躍した異色の画家・ラ・トゥールなどをまじえて、バロック芸術の真髄に迫りたいと思います。


ヴァン・ダイク 《リッチモンド公の肖像》


フランス・ハルス 《居酒屋の若い男女》


ラトゥール 《女占い師》

………………………….

  • この講座は絵の知識を競うものではありません。絵を見る力が自然に身につく楽しい講座です。
  • 美術史の流れを知らなくても、その場で向き合った絵をどう感じたか、どう見るか、それをどう自分の言葉にするかを「ワイワイガヤガヤ」と学びます。
  • 通史的な講座ではありませんので、気軽にご参加ください。
  • 話題の展覧会を取り上げることもありますよ!

【講師の紹介】

中尾陽一
国際美術展プロデューサー
早稲田大学大学院修士課程終了(西洋美術史専攻)

アート・ライフ、イデア・ジャポン、ウーゴズという3つの展覧会企画会社で、美術館を対象とした国際美術展のプロデューサーとして、数多くの展覧会を日本と海外で企画する。

企画した展覧会:モディリアーニ展、ユトリロ展、ルオー展、ルドン展、ミロ展、シスレー展、ブーダン展、クールべ展、ラファエル前派展、ビアズリー展、スコットランド国立美術館展、ヴェネツィア派展、タピエス展、ホックニー展、ジム・ダイン展、ロバート・メイプルソープ展、キース・ヘリング展、百花乱々展(メープルソープ&アラーキー)、パリで開催されたルオー展、韓国でのモディリアーニ展など多数

展覧会プロデューサーとして様々な美術館、アート作品に直に接してきた経験をもとに、2011年からオリジナルの絵画鑑賞講座(《これまで誰も教えてくれなかった『絵画鑑賞入門講座》、2018年からは『絵画鑑賞白熱講座』に改称)の開発を手がける。

これまでにアート鑑賞講座をリアル、オンラインで300回以上開催
東京都品川区美術図工部会、日本青年会議所、上智大学学生センター、キリンアカデミア等で講演・講座の実施。
山梨県立美術館で、学芸員、ボランティアガイドの方々を対象とした対話型鑑賞法の研修セミナーを実施。(2021年度、2022年度)

【注意事項】
最少催行人数を3名とします(イベント開催1週間前の12:00時点)。
3名に達しない場合、キャンセル対応を実施します。
キャンセルはイベント開催1週間前の12:00まで受け付けます。
会場入室時にはマスクの着用、手指の消毒をお願いします。

【主催】
プロトマニア
https://protomania.com/

 

 

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