《絵をしゃべろう!!絵画鑑賞白熱講座オンライン》の第2弾はドガです。
5月15日(金)20:00〜21:30
踊り子の画家のイメージの強いドガですが、今回の講座では美術史上有数のデッサン家としての側面にも注目です。
ドガの絵をたくさん見て、ドガの世界を体感して、講師のナヴィゲーションでドガの名画の大海に漕ぎ出してみませんか?
ドガの人と作品について、自由にしゃべって、たくさん感じて、いろいろ知りたい方、ドガの絵をたくさん見たい方のご参加をお待ちしています。
『白熱講座オンライン〈ドガ〉』のご案内
モネやルノワールより少し年長のドガ(1834 – 1917年)は、8回開催された印象派展に全回参加のピサロに次いで、7回も参加した印象派の中心メンバーでした。しかしドガは、戸外制作で光の効果を画面に定着しようとしたモネやシスレーと違い、もっぱらオペラ座など、建物内の踊り子たちやカフェにたむろする人々など、室内や夜の光の中の人物像の描写に関心がありました。
また、光の効果を追求するあまり形態を犠牲にすることも辞さなかったモネとは対象的に、モティーフの独特な形態を正確なデッサン力でとらえることに意を注ぎました。ドガが年下の詩人ポール・ヴァレリーに語った有名な言葉に彼の画家人生が集約されています。
「デッサンは形ではない。デッサンは形の見方である」
踊り子の画家とも呼ばれるドガのデッサンの世界を堪能しましょう!

エトワール(舞台の踊り子) 1878年頃
《絵をしゃべろう!!「絵画鑑賞 白熱講座オンライン」<ドガ>》

リハーサル 1873年

舞台のリハーサル 1874年
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