おうち時間を楽しもう!
ゴールデンウィークのオンライン・無料イベントを実施します♪
美術の歴史的流れや、作品にまつわるエピソードまで聞きながら、講師、参加者と一緒に対話しながら絵画を鑑賞します。
みんなで絵を話すシーンが増えたら、きっと世界は素敵になる♪ 人の感想を聞くだけでも、今までにない刺激や発見がありますよ。
初めての参加も大丈夫。自宅にいながら、みんなで複数の作品を見て、絵画を楽しみましょう!
今回は、過去に開催して大変人気のあったルノワールの入門講座を行います。
モネと並ぶ印象派の巨匠ルノワール。二人は親友でした。若い頃は戸外でイーゼルを並べて、一緒に絵を描いたりもしています。モネは長い画業を通じて、一貫して「光」を追い求めました。
一方、ルノワールは印象派の冒険のあとは、モネとは違う道を歩み、独自の世界に到達します。それは、無邪気な子供、健康美にみちた若い女性、豊麗な裸婦など、生命感や幸福感に満ちた世界でした。
あまりに人気のあるルノワールの絵は、時に通俗的だとか思想がないなどと批判されることもあります。それらの批判に対してルノワールは次のように語っています。
《ぼくにとって絵は愛想がよくて、楽しくて、きれいなもの。人生にはすでに面倒なことが多い、その上、絵で面倒をふやすことはない》
ルノワールの画風の変遷をたどりながら、人間讃歌に満ちた世界を堪能しましょう!
講座は2部構成です。まず、ルノワールの代表作1点をVTS(Visual Thinking Strategies)というメソッドで鑑賞し、作品や画家に対する理解を深めます。VTSは、ニューヨーク近代美術館(MoMA)で開発された手法で、1枚の絵をグループの対話を通して鑑賞します。最近では、ビジネスや敎育の分野でも大変注目されています。
次に、ルノワールの初期から晩年まで、画風の変遷がわかる作品を20〜30点鑑賞します。当時の写真やエピソードをご紹介しつつ、みなさんの感想をヒントにして、ルノワール・ワールドへの扉を開きます。
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