ユニークな「絵画鑑賞のオンライン講座」です。
美術の歴史的流れや、作品にまつわるエピソードまで聞きながら、講師、参加者と一緒に対話しながら絵画を鑑賞します。みんなで絵を話すシーンが増えたら、きっと世界は素敵になる♪ 人の感想を聞くだけでも、今までにない刺激や発見があります。
初めての参加も大丈夫。自宅にいながら、みんなで複数の作品を見て、絵画を楽しみましょう!
今回はボッティチェリを取り上げます。
イタリア・ルネサンスの華と聞いたときに、みなさんが思い浮かべるのはボッティチェリの《ヴィーナスの誕生》ではないでしょうか?新春に鑑賞するにふさわしいおめでたい雰囲気の絵ですよね!
ボッティチェリはフィレンツェで花開いた初期イタリア・ルネサンスを代表する画家です。彼のもうひとつの代表作《春(プリマベーラ)》をご存知の方も多いと思います。
《ヴィーナスの誕生》では何が描かれていることは一目瞭然ですが、《春》の方はタイトルを知らずに見たら、何がテーマなのかわからないですよね・・
そして、よくよく考えてみると、《ヴィーナスの誕生》もヴィーナス以外に描かれている人物たちは何者なのか・・・といった疑問がわきおこってきます。
そんな《ヴィーナスの誕生》や《春》の主題を紐解きながら、ボッティチェリの鑑賞を進めていきましょう!
講座は2部構成です。まず、ボッティチェリの代表作1点をVTS(Visual Thinking Strategies)というメソッドで鑑賞し、作品や画家に対する理解を深めます。VTSは、ニューヨーク近代美術館(MoMA)で開発された手法で、1枚の絵をグループの対話を通して鑑賞します。最近では、ビジネスや敎育の分野でも大変注目されています。
次に、ボッティチェリの初期から晩年まで、画風の変遷がわかる作品を20〜30点鑑賞します。当時の写真やエピソードをご紹介しつつ、みなさんの感想をヒントにして、ボッティチェリ・ワールドへの扉を開きます。
ボッティチェリ以外の対話型絵画鑑賞講座のご案内はこちらからどうぞ
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