みんなで絵を話すシーンが増えたら、きっと世界は素敵になる♪ 人の感想を聞くだけでも、今までにない刺激や発見がありますよ。自宅にいながら、みんなで複数の作品を見て、絵画を楽しみましょう!

北の古都エディンバラにあるこの美術館は1859年の開館以来160年以上の歴史を誇る、英国有数の美術館です。そして、私にとっても個人的に大変思い出深い美術館です。
というのも、私は1993年に《スコットランド国立美術館展》を企画したからです。
30年も前の話で恐縮ですが、当時は作品のセレクションやローン交渉のため何度もエディンバラを訪れました。
下はその展覧会のカタログです。展覧会の広報宣伝は今回の展覧会でも出品されているゴーギャンの《三人のタヒチ人》がメイン・ヴィジュアルだったと記憶していますが、展覧会の表紙はいかにも上品なサージェントの《レディ・アグニュー》を起用しました。
この講座では、展覧会の構成(1. ルネサンス 2. バロック 3.グランド・ツアーの時代 4. 19世紀の開拓者たち)に沿って、展覧会を見た人も見ていない人も、しっかりその内容がつかめるようにセレクションした作品について、みなさんが気づいたこと、感じたこと、考えたことなどをおしゃべりしていきます。
展覧会は東京都美術館のあと、神戸市立博物館、北九州市立美術館へと巡回しますが、それらの美術館へ行くのが難しい人も、この講座でスコットランド美術館の名画たちに親しんでいただけたら嬉しいです。
スコットランド国立美術館展をしゃべろう!
ベラスケス 《卵を料理する老婆》
レンブラント ベッドの中の女性
ジョン・エヴァレット・ミレイ
《古来比類なき甘美な瞳》
この記事へのコメントはありません。